HEP HALL/さらばアイドル、君の放つ光線ゆえに

作品紹介

劇団旗揚げ10周年記念作品

エレガンスロック演劇を掲げ、人気急上昇中の劇団レトルト内閣。2011年には旗揚げ10年目を迎え、本公演も17作目になる。10周年記念の今公演、主人公は「売れないアイドル」。

遠くの夢と隣のドン底、プライドと呼びたいただの見栄。
揺れ動きながら、あざとく汚く腹黒く、手段を選ばず輝こうとする女たち。
劇団レトルト内閣10年間の集大成は、そんな女たちの夢と欲望が暴走するエレガンスロック演劇。

ゲストには前作「絶叫ソング」で好演が光ったデス電所・丸山英彦、朝日放送アナウンサー・上田剛彦と豪華な顔ぶれが揃う。

劇団旗揚げ10周年記念作品

夢と呼ぶにはあまりに遠く、しがみつくのは何のため!

アイドル画像

「アイドルは可愛くなくっちゃダメですか? 若くなくっちゃダメですか?」
苦肉のキャッチコピー、鳴かず飛ばずのC級アイドル。
「愛すべき$と書いてアイドル。可愛くもなけりゃカネにもならん、 お前らはただのデフレ女だ!」
事務所にお荷物扱いされ、崖っぷちの彼女達は一発逆転を狙うが―

痛すぎる女達。
しがみつくのは何のため!
見栄のドレスと虚勢のショール。
飾って守って、何が残るの!
すり減るだけのピンヒール。
それでも歌う、夢と欲望むき出しで!

アイドルは可愛くなくっちゃダメですか? 若くなくっちゃダメですか?
「いいえ、アイドルは寂しくなくっちゃいけません」

エレガンスロックを大阪梅田のど真ん中で

HEP HALL(へっぷほーる)

劇団レトルト内閣がいよいよ関西小劇場界の人気劇場、HEP HALLに初登場。大阪梅田のど真ん中、真っ赤な観覧車の真下で、エレガンスロックが鳴り響く。

【HEP HALL概要】 ※Wikipediaより抜粋
HEP HALL(へっぷほーる)は、大阪市北区梅田にある商業施設HEP FIVEの8階にある多目的ホールである。演劇、音楽ライブ、寄席、展覧会、映画祭などが行われているが、特に小劇場演劇の芝居小屋として有名。
数多ある小劇場演劇向けホールの中でも、大阪梅田の中心地という好立地にあり、アクセス至便の面で集客力が期待できるため人気が高い。

2011年、旗揚げ10周年を迎える劇団レトルト内閣

10周年記念ロゴマーク

エレガンスロック演劇を掲げ、大阪で活動中の劇団。
座付作家・三名刺繍の創り出す、耳に残る印象的なメロディが特徴のエレガンスロックと、詩的で豊かなセリフでストーリーを構成。エレガンスロックにダンスと身体表現を交えて魅せるショーシーン、B級レビューもエンターテインメント性が高い。

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